11月24日公開初日 舞台挨拶レポート

投稿日 : 2012年11月26日

11月24日(土)から渋谷ユーロスペースにて『阿賀に生きる』の公開が始まりました!
朝早くから多くの方にご来場いただきました!
公開初日ということで、今作に出演された旗野秀人氏を新潟から招いて舞台挨拶を行いました。
水俣病患者の権利保護運動などを行っている旗野氏は今作への思いと、長い間係わってきた水俣病患者の方々に対する思いを語ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 






旗野秀人氏(以下旗野):今作を東京で上映して頂き本当にありがとうございます。まさか20年ぶりにこの作品が上映されることになるとは思ってもおりませんでした。20年前に六本木で公開された時の感激を今でも覚えています。今作は本当に奇跡のような映画でして、目に見えないような大きな力が働いて完成できたのだと思います。

 

旗野:佐藤真監督と出会ったとき、私は水俣病の未認定患者の人たちと10年以上の交流がありました。裁判など多くの事柄に係わっていましたが、「どうして水俣病にかかってしまった“人生の達人たち”の想いが、“運動”を通すと世間に伝わらないのか。」と、非常に歯痒い思いをしていました。患者さんたちは、この病気がいかに大変なものでも泣いたり「辛い」と口にすることなく、“病気を抱えていても生きていくこと”がとても大事なのだと理解しておりました。けれど支援者にこの病のことを訴えていくうえで、理想の患者像というものを作り上げなければならない状況がとても辛かったです。例えば水俣病患者の方が歌を唄うときは涙ながらに歌ってほしいと。そういったことに違和感を感じていました。私は「水俣病患者の人たちはしっかり生きているんだ」と世間に伝えるためには運動だけでは足りないと思うようになりました。そんな時に佐藤監督と出会い、私や患者さんたちのことを本当によく理解してくれました。当初、患者さんたちのことを世間に伝える方法が“映画”がいいのだと考えていたわけではありませんでしたが、今思うと“映画”として皆さんに観ていただけて本当によかったと思っております。今作は佐藤さんやスタッフの皆さんが育ててくれた映画なんだと心から思います。

 

旗野:私はこの映画はお地蔵さんのような存在だと思っています。地域に問題が起こったときなどにお地蔵さんを建てますが、この映画も同じように長い間多くの人に見守られてきました。是非、今日来て下さった方々は家に帰って家族に薦めていただき、もう一度みんなで観ていただければと思います。今日は本当にありがとうございました。

 

※旗野秀人さんは12/8(土)、12/9(日)にも来場が決まりました!

もっとお話を聞きたい方は是非お越しください。

 


ブックフェア開催中!@MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店

投稿日 : 2012年11月22日

『阿賀に生きる』の公開を機に、ドキュメンタリー映画を作ること、そしてドキュメンタリー映画の力ついて再考するブックフェアをMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店にて開催中です!

本作の監督でドキュメンタリー映画の開拓者・佐藤真氏の書籍をメインに、ドキュメンタリー映画の関連書籍を集めています。

さらに、1992年公開当時に発行された『阿賀に生きる』のスタッフによる製作記録「焼いたサカナも泳ぎだす」を限定販売しております!

激レア商品ですのでぜひお手に取ってご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


公開記念トークイベント開催!

投稿日 : 2012年11月21日

『阿賀に生きる』では公開を記念してトークイベントを開催いたします。ぜひ映画とともにトークをお楽しみください!

 

11/24(土)旗野秀人(『阿賀に生きる』製作発起人)、鈴木彰二(『阿賀に生きる』録音・ナレーター)

 

12/1(土)小林茂(『阿賀に生きる』撮影)

 

12/2(日)大熊孝(『阿賀に生きる』製作委員会代表/新潟大学名誉教授)

 

12/3(月)マエキタミヤコ(サステナ代表)、小林茂(『阿賀に生きる』撮影)

 

12/4(火)「佐藤真監督・助監督座談会」

飯塚聡(『まひるのほし』助監督)、山岡央(『阿賀の記憶』助監督)、石田優子(『OUT OF PLACE』助監督)、山本草介(『星の文人 野尻抱影』『市場最大の作戦』助監督)

 

12/5(水)「新しい世代からみた阿賀に生きる座談会」

萩野亮(映画批評/neoneo編集主幹)、小谷忠典(映画監督『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』)、岡本和樹(映画監督『隣ざかいの街』)、川上拓也(構成・編集『MAKING of MANGA』)

 

12/6(木)瀬々敬久(映画監督)

 

12/7(金)松江哲明(映画監督)、矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)

 

12/8(土)小林茂(『阿賀に生きる』撮影)、旗野秀人(『阿賀に生きる』製作発起人)

 

12/9(日)中村高寛(映画監督)

 

※トークイベントの内容等は場合により変更になる可能性がございます。 予めご了承ください。

 


メディア掲載情報

投稿日 : 2012年11月16日

本日発売の週刊金曜日に製作発起人・旗野秀人さんのインタビュー記事が掲載されています!

旗野さんがお土産に持ってきてくれた『阿賀に生きる』日本酒を片手に写真を撮りました(笑)

ぜひ手に取って読んでみてください。


『阿賀に生きる』音声ガイド付き上映会開催

投稿日 : 2012年11月14日

11月24日から20年ぶりの劇場公開が始まるドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』にて、音声ガイド付き上映会を開催いたします。
“音声ガイド”とは、テレビドラマの副音声に似た、 映画の視覚的な情報を補うナレーションです。
FMラジオのイヤホンからナレーションを聞くことで目の不自由な方々にも晴眼者と一緒に映画鑑賞を楽しんでもらうことができます。
「音声ガイド付き上映ってどんなこと?」と興味のある晴眼者の方にも機材のお貸し出しをいたします。ご希望の方は当日スタッフにお声かけください。

 

開催日時:

2012年12月14日(金) 10:45~
2012年12月15日(土) 10:45~

 

会場:ユーロスペース
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1−13 TEL:03-3461-0211

 

<視覚障碍者の方を駅から劇場にご案内します>

集合:10:00 にJR渋谷駅ハチ公口の交番前

持ち物:FMラジオ(お持ちであれば)、鑑賞料 1000円(誘導ボランティアの晴眼者も一律)
※当日、ご自身のFMラジオをご持参いただいた場合は、周波数88.5MHzに合わせてください。ラジオの貸し出しも無料で行います。遠慮なくお申し出ください。

 

【申込締切】
12月9日(日) 24:00

 

【申込方法】
以下のフォームから必要事項をご記入いただきご応募ください。
http://my.formman.com/form/pc/vmyg2P1DalgWrf6M/

 

※視覚障碍者と一緒に映画を楽しむ誘導ボランティアも併せて募集しております。

 

ご応募お待ちしております。

 

【お問い合わせ先】
太秦株式会社(担当:小林洋子) TEL:03-5367-6073


メディア掲載情報

本日の朝日新聞 朝刊で『阿賀に生きる』をご紹介いただきました!

生き生きとした阿賀の人々の写真も大きく載せていただきました。

綿密に取材してくださった北野記者、ありがとうございます。

みなさま、ぜひ記事をご覧ください!


絶賛コメントをいただきました!

投稿日 : 2012年11月7日

阿賀野川流域に生きる普通の人々、原日本人の姿、その底なしの

たくましさがここにある。

佐藤真監督の作品群の中で一番好きな作品だ。

どんな映画になるか監督本人も解らないままに撮り始め、

名もなき人々に寄り添い、現場から学んだ手応えが伝わってくる。

もう20年も前に観たのだが、裁判所に向かうおばあちゃんの背中を鮮明に覚えている。

泥にまみれながら働く農家の老人たちの生命讃歌は必見。

鎌仲ひとみ(映画監督)


絶賛コメントをいただきました!

投稿日 : 2012年11月6日

人間ひとりがその土地を愛して毎日を大切に生きていく。
その姿勢はとても洗練されている。
ぜひこの人たちの姿を観てほしい。
藤沢周(作家)

 

佐藤真さんに、いまの、明日の、二十年後の福島を撮ってもらいたかった。
それがかなわない私たちは、『阿賀に生きる』を幾度でも見直し、二十年後の福島に思いを馳せるしかない。
平田オリザ(戯曲家・演出家)

 

『阿賀に生きる』には老境に達した人々の営みの豊かさが漲るばかりで、公害被害を伝えるという主張は抑制されている。
その慎み深さが、今、むしろ逆説的に観る者の想像力を掻立てる。
上原輝樹(OUTSIDE IN TOKYO)


絶賛コメントをいただきました!

投稿日 : 2012年11月2日

先日のマスコミ試写会で感想コメントをいただきましたので、ご紹介いたします。

 

実際に触れることができるような確かなものがスクリーンの中で生きている。
「阿賀に生きる」人々の体温や息遣い、川の流れや山に吹く風の音までも体感できた。
大坪覚(映画ライター)

 

日本は常に経済的繁栄のために地方の農業、漁業に関わる人々と自然を犠牲にして来ました。3.11福島第一原発事故を経て、私たちはどのようにこの映画を見ることができるでしょうか。
しっとりとした映像、被写体と眼差しの豊かさ。間もなく見れなくなりそうなフィルムの魅力をこの映画で記憶にとどめておいて下さい。
畠山順(イメージエフ)


ユーロスペース上映時間決定!

投稿日 : 2012年11月1日

11/24から渋谷ユーロスペースで上映が始まる『阿賀に生きる』の上映時間が決まりました!

 

11/24(土)~11/30(金) 10:00~

 

12/1(土)~12/21(金) 10:45~

 

※11/25は劇場の都合により休映